建長寺は、鎌倉市山ノ内にある日本初の本格的な禅寺で、鎌倉五山の第一位に位置する格式高い寺院です。開山は蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)で、創建は1253年。禅宗の教えを広める中心的な役割を果たしました。
境内は国の重要文化財も多く、広大な敷地をゆったりと散策できる鎌倉屈指の名刹です。

■ 見どころ
🏯 1. 巨大な三門(山門)
建長寺の象徴ともいえる「三門」は、高さ約30mの壮大な木造建築。
禅寺の入口を飾る荘厳な門で、春や秋には観光客が最も多く訪れる撮影スポットです。
🪷 2. 方丈と庭園
本堂の奥にある「方丈」から眺める庭園は、枯山水の美しさが際立ちます。
静寂の中に広がる庭の景色は、まさに“禅”の世界。四季折々で表情が変わり、特に新緑や紅葉の季節は絶景です。
🏞️ 3. 半僧坊(はんそうぼう)からの展望
境内の奥、階段を上がった先にある「半僧坊」からは鎌倉市街や由比ヶ浜を一望できます。
天気が良ければ富士山も望める絶好のビュースポットです。
🌸 桜の見どころ(3月下旬〜4月上旬)
建長寺は桜の名所としても知られ、参道から三門にかけてソメイヨシノが咲き誇ります。
満開時には歴史的建築と桜のコントラストが見事で、早朝は特に幻想的。
混雑を避けたい人は午前中の参拝がおすすめです。

🕰️ 拝観時間・アクセス情報
- 拝観時間:8:30~16:30
- 拝観料:大人500円/小中学生200円
- 所在地:〒247-8525 神奈川県鎌倉市山ノ内8
- アクセス:
JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩約15分
または「鎌倉駅」からバス「建長寺」下車すぐ
📷 観光のヒント
- 境内は広く、靴で歩きやすい服装がおすすめ
- 半僧坊まで上るなら、20分ほどの階段を登る体力が必要
- 桜の季節や紅葉の時期は混雑するため、朝一番が◎
💡 まとめ
建長寺は、鎌倉の歴史と自然を体感できる特別な場所。
禅の静けさに包まれながら、桜や新緑、紅葉など四季の移ろいを楽しめる寺院です。
「観光+心のリセット」を求める人にはぴったりのスポットです。